top of page

鍼灸治療について

 

鍼灸(しんきゅう)とは古くから行われてきた治療法の一つです。鍼灸のほか漢方薬や気功、導引(現在のヨガのような体操法)などは東洋医学といわれ、心身のバランスを整えることで症状の改善を目指します。また、病のきっかけとなるものを未然に治療する(治未病)ことに重点を置いており、鍼灸治療は予防医学のスペシャリストでもあります。最近では西洋医学でも病気になる前に気をつける、いわゆる『予防』の大切さが見直されつつありますが、東洋医学をもとに行う鍼灸はそれを長年にわたって多くの方々に必要とされ、その方々の健康の支えとなってきました。

​ストレス社会である現在、多くの人が「最近、特に身体がだるい」「寝ても頭がさえない」「全身がこる」など、気持ちの変化に伴う様々な身体の調子の失調を感じています。これはいわゆる病の始まりであり、治療を施すことが必要です。また、こういった時に鍼灸という治療が心身のバランスを整え、病を未然に防ぐことに繋がります。

​ 鍼灸とは”はり”や”きゅう”を使う治療であることは周知のとおりです。皆様には、その目的が『病になる前に心身のバランスを整えて予防する』ということであることをぜひ実感していただけたらと思っています。

使用する鍼と灸について
鍼(はり)

​当院では太さ0.1㎜程度の鍼を使用しております。病院での採血用針0.7㎜~0.9㎜と比較するとかなり細いものです。

またすべて滅菌済みで、使い捨の鍼を使用しておりますので清潔で安心です。

患者様それぞれの体質に合わせて使用する鍼を選びますので、苦手な意識がある方もぜひ一度お試しください。

灸(きゅう)

お灸にも様々な種類があり、熱いと感じるものからほんのり温かいと感じるものまで様々です。症状に合わせて使い分けていきます。お灸の跡が残らないよう配慮して施術をしておりますが、ご不安な点がありましたら遠慮なくご質問ください。

bottom of page